みなさんこんにちは
今回は何度かこのブログでもだしてきた「成功よりも失敗談を聞け」という話をしていきます。なぜ私がそんな考えでいるのかこれから詳しく解説していきます。
なぜ失敗談を聞くのか
失敗は共通して失敗する
失敗というのは例えばお金をすってしまったとか、仕事でミスをしただとか、人間関係が壊れたなど、人生においてそこそこ(人によっては致命的)ダメージが入ります。しかし、その多くを見ていると失敗というのは共通して起こります。
要するにある起因が起こると必ず人というのは失敗してしまいます。しかも誰がやっても同じ失敗をするのです。同じ失敗を繰り返さないためにも、他人の失敗談というのは非常に価値のある話になります。失敗したからといって恥ずかしいことではなく、むしろ対策は取りやすいのです。
死ぬ以外は人生の失敗じゃないよ
対策をすれば失敗は逃れられる
失敗というのは誰もが共通して起こるものだと説明しました。だとすれば、共通に起こるのですから対策すれば誰でも失敗は避けられるということになります。自分の身に降りかからないように他人の失敗談から自分に活かせる対策を打ち立てなければなりません。
例えば、受験での失敗を上げましょう。受験の失敗は簡単に言えば不合格になってしまうことですよね。不合格になるというのは簡単に言えば勉強量が足りなかったということです。例外はあるかもしれませんが、基本的に勉強してこないと簡単に不合格になります。
勉強してないと不合格になるというのは誰もが同じ失敗をすることです。誰もが勉強してこなかったらそれこそ全員不合格になってしまうのです。あとでも解説しますが、失敗というのはその人だけの失敗例ではなく、誰にも起こりえることなのです。なので、そうならないためにも自分で対策を立てておかなければなりません。
ただし失敗は最低限のクリアのみ
ただし、勘違いしてほしくないのは、失敗を回避できたからといってそれが成功とは限らないことです。どういうことかというと、失敗というのはその事象においては最低レベルをクリアしたということです。それだけで評価をもらえるかもしれませんが、はっきり言ってしまえばマイナスから0になっただけです。
マイナス状態から0、つまり通常に戻っただけですから、そこから新たに努力していかなければなりません。失敗談を聞いてそれに対して対策を立てて失敗を回避するのはいいですが、それをしたからイコール成功というわけではありません。
これもあとで解説しますが、成功のラインも大事です。KPIは?志望校は?どれだけ稼いだら?など成功ラインは別で必要です。失敗回避はあくまでマイナスを0にするだけでそれで満足してもらったら困ります。自分自身の成長のためにも成功を目指しましょう。
人生は失敗の繰り返し
この言葉を聞いたことはないでしょうか。「失敗は成功の母」つまり、何かというと、何かをするときに失敗をすることで選択肢が減っていき、失敗ルートがどんどんなくなっていき、最後に残るのは成功のルートしかないのです。
人生も同じです。人は誰しも失敗はします。たまたま対策が出来てなかったか、知らないことがきてしまって動揺してしまったのかはわかりません。でもその失敗を活かして、なぜ失敗したのか、回避策はないのか考える必要があります。
これが反省というもので、ビジネスの世界ではPDCAサイクルと呼びます。このPDCAサイクルを回すことで失敗に対してどういう対策が必要なのか、そしてその対策に効果があったのか検証を何度も何度も行うのです。
そうすれば最終的には成功が待っています。失敗は恥ずかしいことばかりではないです。むしろ成功していくにはそこがスタートなのです。人生は1勝9敗でも勝ちです。1回でも勝てればされでいいんです。
仕事で幾度となく欠かされるPDCA
成功談は意味がないのか
成功談は全員に当てはまらない
じゃあ一般的に成功談は聞かなくていいのかといえばそうではありません。ただし、気を付けなければならないのが、他人の成功談は自分に当てはまるかどうかというのは別問題ということです。その人は成功したけど自分には同じ手法で成功するとは限らないのです。
先程出した受験の話でもそうです。同じ勉強方法をとったとしても同じ結果が出るわけではないですよね。同じ方法で同じ結果が得られるのは機械だけです。人は考え方が違えばテストの解答も違ってきます。
一応参考程度に聞いておくのはかまいませんが、全てを鵜呑みにする必要はありません。ここは真似できないけどこの部分は自分にもできるといった感じで、今の自分でできるかどうかで判断するのがいいと思います。
成功談は人を騙す手法に用いられる
成功談というのは時に悪手に取られる可能性があります。最近私がよく見かけるのだと情報商材です。自分はどん底にいたけどある人と出会って努力してここまで成功したんだという情報商材を売りつける典型的パターンです。
ブログを始めたばかりの人間をフォローしてDMを送りまくって情報商材を売って生計を立てています。まぁその情報商材はなんの意味もないです。そんなことをするなら他人のブログを覗いていいところをパクったほうが速いです。
人というのはなぜか成功談の話に弱いです。この人はこんな成功しているのだから間違いないと軽く洗脳されてしまっているのです。そうならないためにも、成功談というのは話半分程度に聞いておくのがいいです。まぁこれは参考になるな程度でいいです。
絶対買うな!
成功は明確な線引きがない
失敗は誰がやっても同じ失敗を引き起こしてしまうので、非常に線引きがわかりやすいのです。しかし、成功というのはどこまでいったら成功なのかがわからないのです。例えば受験の話では人によって成功の度合が違います。
偏差値50の大学に合格できれば成功の人がいれば、医学部に合格することで成功、はたまた東大京大に同合格すれば成功といった具合に人によって成功の度合が違ってくるのです。なので一概に成功といってもただのマウントの取り合いになるなら今すぐやめてください。
マウントを取るために成功を収めたわけではありません。成功の度合は人それぞれです。成功の度合は比べてはいけません。隣の芝は一生青いのです。いくら比較しても自分がむなしくなるだけです。比較するなといっても現代人はSNSを中心に比較しがちです。比較してもストレスにしかならないのでやめたほうがいいです。
全ての元凶といっていいくらい
上を目指しすぎると引き際がわからなくなってしまう
成功はどこまでいけば成功かわからないため、どこで引いていいかわからない時があります。これ特に多いのがギャンブルであったり、株・FXでよくあります。今は成功したいけど次成功するかどうかなんてわからないのにお金を使ってしまうなんてことがあります。
何度も言います。隣の芝は一生青いのです。いくら比較しても次から次へと追い越してくる人が出てきます。そんな人たちをいちいち倒していったらキリがありません。そのうち自分が倒れてしまって建てなくなる可能性があります。
リスクを冒し続けて成功を求め続ける必要はありません。今一度冷静に自分を見つめ直して、今の暮らしに満足していればそれで成功なのです。昔は満足するなと私もよく言われてきましたが、もうストレスしかたまらないので止めました。
某議員じゃないけど2位以下でも褒められる世の中なのです。
失敗から学べる教材
ここからは失敗をよく取り扱っている媒体を紹介していきます。まぁでも個人的に好きなやつだけなので、好みでない場合は飛ばしていただいてかまいません。
しくじり先生
テレビ朝日系列で放送されている芸能人の過去の失敗談から何を学べるかという番組です。いろいろやらかしすぎておかしくなったけど、それを糧に同じ失敗をしないように教訓として残していこうという番組です。
現在は深夜帯に放送していますが、放送後は1週間限定でAbemaTVにて無料配信を行っています。過去の放送を収録したDVDも発売していますので、もしよければそちらもどうぞ。今年M-1グランプリを優勝した錦鯉も出演しています。
しくじり企業
これはYoutubeおよびニコニコ動画で活動中の「係長」さんの主な動画内容です。上のテレビ番組が人に対してこちらは企業を中心に過去に起きたしくじりを紹介しています。非常によくまとめられていて長い動画でもずっと聞いてられます。
個人的にですが、寝るときにこれを聞いているとずっと聞いていられます。特に「リーマン・ブラザーズ編」は一番神回だと思います。世界的大恐慌に陥った原因を事細かく説明しています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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