みなさんこんにちは
今日は私個人が思う仕事論について書いていこうと思います
社会人になってよく耳にするのがこの「市場価値」という言葉です。そもそもこれはいったいなんなのか、そしてこれを伸ばしていくにはどうしたらいいのか社会人の経験年数別に説いていこうと思います
市場価値とは
その名の通り今の自分が世の中でどれくらい必要とされているかというものです。
それは数値で判断するものや肩書やこれまでの実績で判断するものが多いです。
就活ではあまり問われませんが転職市場ではかなり問われます
市場価値を評価する項目
そして市場価値をどうやって評価していくには大きく二つに分けられると思います。それが「自分が持っている能力」と「他人から評価される項目」の二つです。
現在自分が持っている能力
学歴
社会人に学歴は関係ないとは言うかもしれませんが、少なくとも市場価値的には必要項目です。
これは転職活動とした人ならわかるかもしれませんが、転職をしようと求人を見てみるとそのほとんどが大卒を求められたりします。
特に異業種に転職しようとなると学歴なしではまず面接すらさせてもらえない可能性もあります。
多分以前も話したことあるかもしれませんが、最初の会社のOJTで学生に説明会の案内電話をしろと言われたときに有名大学しか電話するなと言われた記憶があります。
なので学歴は関係ないとは言うもののまず会社に入るためには学歴は最低でも大卒は持っておかないと人生大変なことになるのです。
ちなみに私がなぜここまで大学が必要なのかを説いた記事をいくつか書いていますのでもしよければそちらも読んでいただければ幸いです。
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大学の必要性
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学校にいきたくないなら無理して行かなくていい(ただし大学は行け)
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なぜ5教科勉強する必要があるのか[つべこべ言わずに勉強しろ]
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資格
資格もいらんなんて人もいるかもしれませんが、実際は資格を持っていないとこの人は会社に入っても勉強をしないから成長しないだろうなと思われます。
ちなみに資格が必要ない場所は本当に存在していて、ノルマ営業の部署であったり、大手の車の整備現場職で、国家資格よりも社内資格のほうが優先される部署です。
ちなみにトヨタなどはこの独自資格のほうが評価されますので社内での価値は高まるかもしれませんが、社外に行けばなんの役にも立ちません。
資格をバカにする奴は資格に泣く
考え方
これどういうこと?というと日本という国は人柄を評価対象におく国です。だからといって性格はすぐには変わるものではありません。
性格というのではなく「考え方」を変えるのです。仕事に対する考え方。その人それぞれに対する考え方、もし予期せぬことが起きたりしたときの考え方といろいろあります。
性格は人それぞれ根底にあるものなのでショックでも与えない限り変わりませんが考え方はけっこうすんなり変わります。
ビジネスには協調性が必要不可欠なのでこの考え方を市場価値に問われるのは自然な流れなのかなと思います。
協調性がないとただめんどくさい人になるぞ
他人から評価される項目
でも市場価値というのはむしろこっちのほうが評価割合は高かったりします。
所詮人は他人から評価されて初めて価値のある人間だと認識するので自分の能力が低いと思う人はこちらの他人からの評価を上げるように頑張りましょう
仕事をこなす
当たり前ですが仕事をしない人に正当な評価はもらえません。もちろん人それぞれ力量があるので仕事の速い遅いもあるかもしれません。
ただ間違いないことは仕事に対して真摯に取り組み真面目に最後までやり通すことに意味があります。
自分は出来るからといって調子こいてるとすぐに周りから置いてけぼりにされ気付けば過去の肩書しかないかわいそうな人になってしまいます。
そうならないようにみなさんは真面目に仕事に取り組むようにしてくださいね
途中で休むうさぎになってはいけません
成果を上げる
成果を上げるというのはなかなか難しいものかもしれません。営業部署にたいに売り上げが目に見える形になっているところなら簡単に成果がわかるかもしれませんが
デスクワークや現場作業が中心の人たちは成果または実績というのはなかなかつきにくいのかと思われます
ぶっちゃけ何かを成し遂げたとしても会社から対外発表されたとしてもそれは会社のトップが表彰されるだけで現場の人たちは何も賞されないことが多いためこれが成果ですというのはなかなか言えない人が多いのだと思います
トンビが油揚げを取っていくというのはまさにこういうこと
教育力
社会人になったらほぼ必然的に後輩が出来てきます。そして将来上の立場にたつのなら教育をしていくのは避けては通れない道になっています。
いつまでも1代で会社をやっていけるわけではないので会社を存続させていくには次の世代にバトンタッチを繰り返していかなければなりません。
なのでこの教育力というのも市場の中でどれだけの力があるのかが問われることがあります
世の中に教育は不可欠
新社会人から3年目
ここからは実際にどうやって市場価値を上げていけばいいか新人とそれ以降と分けて書こうと思います
というのも新人と中堅では求めるものが違ってきますので市場価値の上げ方も変わってきます
とにかく与えられた仕事を頑張れ
新人や若手のころはとにかく仕事をこなすこと。ただただがむしゃらに愚直に仕事を頑張ることです
ただ非常識な職場やここにいたら洗脳されて頭がおかしくなりそうな職場にはいる必要はないです。そういう場合は精神疾患になって会社に行けなくなる前に逃げ出しましょう。
それ以外ではとにかく仕事をこなしていくしかありません。会社に入ったころは誰もあなたの提案なんて聞きませんしあなたの下で動こうとも思いません。
なので入った時はこの会社を変えるんだとか変なことを思わず目の前にある仕事を地道にこなしてください。仕事を一つずつ片付けるだけでもあなたの評価は上がっていきます。
つべこべ言わずに仕事しろ
すぐには成果は出ない
さっきも言いましたが入りたてはまだ誰もあなたのことを聞こうとも動こうともしません。なので大きな仕事もあまり任されにくいでしょう。
3年目くらいまでは自分の成果はあまり出ないと思っといたほうがいいです。成果が出ない代わりに目の前の仕事をこなす。もうこれしかないのです。
成果が出ないとやりがいがないが耐えるしかないです
経験をどんどん積んでいけ
これまで目の前の仕事をこなせと言ったり成果はすぐに出せないというのはいわば経験がないからです。
何事も経験は一番評価される項目であったりします。ただ若手の間だと何かしら経験をさせてもらえる機会というのは少ないかもしれませんが、もし機会があるなら経験を積むにこしたことはないです。
社内でも社外でもこういう経験があるから期待できるというのは多いにありますし私たちも他人を見たときに経験をもとに人を判断することは多いと思います。
なので小さなことでもいいです。とにかくいろんな経験をしてください。それが将来役に立つかどうかはわかりませんが損はないです。
経験は多いにこしたことはない
仕事に必要な資格を取る
最初に言った通り資格は重要ですが、特に自分の今やっている仕事で必要な資格は取るべきです。
例えば現場で工事作業をしている人ならクレーンや玉掛け、フォークリフトなどは必要な資格となってくるでしょう
IT系ならIPA主催のIT資格や民間資格のネットワーク資格やプログラミング資格なんかが必要となってきます
仕事で必要な資格を取ることで今までよりさらに上位の仕事をさせてもらえる可能性があります。なのでたかが資格と思わず、仕事で必要になるのであれば積極的に資格を取りに行くべきです。
生涯勉強が必要です
4年目以降
ここからは少し違ってきます。なぜなら下の立場の人間が生まれてくるので市場価値の伸ばし方も変わってきます。
後輩への教育
4年目以降になると教育係を任されてきます。後輩に対して仕事内容を教えるだけでなく社会人としての心得やマナーも教えていかなければなりません。
そこで下手に教えると後輩がミスをやらかしたときに自分も一緒に怒られます。なのでこの教育というのは手を抜くことなくやっていく必要があります。
上に行く、市場価値がある人は単に仕事ができるだけでなく教育もきちんとしている人が多いです。なので教育なんてめんどくさがらずに全て自分のためだと思って積極的にこなしていきましょう。
自ら提案し職場を動かす
ある程度年数を重ねていくとただ与えられた仕事だけこなせばいいのではなく自ら仕事を作って上司にどんどん提案をしていかなければなりません。
上司といえども全てに網羅できているかといえばそうではありません。時には部下のほうが詳しい事がある可能性があります。
そういうときは上司が気付く前に自分が上司に提案してできれば職場全体を動かしていくと市場価値としてはだいぶ上がります。
わかりやすいもので言うと予定表ですね。これは私自身の経験の話ですが、納期に合わせて現場作業の予定表を作らないといけないのですが上司も職場の人も誰も作っておらずこれはまずいと思い
密かに作って上司に手渡したところ全てその予定表通りに納品が終わりました。今回はその予定表を立てて何か表彰されたわけではありませんが、少なくとも市場価値はあがり、予定関係や納品のことに関しては上司から聞かれることが多くなりました。
自ら提案し現場を動かすというのは容易なことではありませんが、上司への提案をしてみるのは別に怒られることではないのでいい案が見つかればどんどん提案していきましょう。
いい案を眠らせておくなんてもったいない
気を付けること
一人よがりなことはしないこと
当たり前ですが、仕事は協調性があってこそです。さっきの提案もどんどんしましょうとは言ったもののなんでもかんでも出せばいいってもんではありません。
仕事はチームで動き、最終的には上司の承認がないと前には進めません。周りに合わせて自己中心にならないように気を配りながら提案をしていかなければなりません。
一人で周りを見ずにやみくもにやったとしても誰もあなたに振り向いてはくれず、ただのかわいそうな人になってしまいますのでくれぐれも周りをしっかりみて総合的に判断してから仕事や提案を行ってください。
このタイプは本当に嫌われます
仕事の関係のない勉強はしないこと
そんなことをしても市場価値は一切上がりません。例えるなら工事現場で働いているのに秘書検定を受けるなんてのはもう意味不明ですよね。
資格や勉強をするときは必ず仕事に何らかの関係性のあるものを勉強するようにしてください。そうしないと勉強しても市場価値は上がらないままで無駄な時間を過ごすことになります。
意味のないことは辞めましょう
自分に影響のないことは知る必要はない
なんでもかんでも知るのは別にかまわないのですが、自分には影響しない世界のことまで知ろうとしなくていいです。
例えばさっきの資格の話と同じなのですが、日本で仕事しているのにどこかわからない国の情勢なんて知ったところで何の役にも立ちません。
それを知っているからといって役には立たない上に市場価値としては何も意味をなさないのです。
勉強するにしても何かを知るにしてもまずは自分の影響する範囲で始めて見てください。やみくもにやったところで無駄な努力ですし何の価値もない人間を生み出すだけです。
まとめ
ここまでのまとめとして市場価値を高めるには「個人の能力」プラス「他人からの評価」の二つを伸ばしていく必要があります。
結局のところ何を頑張ればいいかを以下んも4点でまとめてみました。
・仕事を頑張る
・必要な資格を取る
・教育を怠らない
・周りに合わせながら上司に提案をして周りを巻き込んでいく
これらを地道でいいので伸ばしていけば自然とあなたの市場価値は伸びていくはずです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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