みなさんこんにちは
今回は最近よく町で見かける電動アシスト自転車を解説していきます。自転車は誰でも乗れる便利なものですが、今までより移動がかなり楽になるので主婦の方や高齢者にもおすすめです。
そしてそれは学生にしても同じです。その理由についてこれから解説していこうと思います。
電動アシスト自転車とは
モーターで「こぐ」をアシスト
自転車で一番力を入れるとこはなんといっても「こぐ」時です。誰しも経験があるとは思いますが、少しでも長い時間自転車をこいでいるとだんだん疲れてきます。
しかも大人になるとそこまで運動をするわけではないので、自転車に乗るのも嫌になるかもしれません。しかし、世の中の大人は子供の送り向かいや電車の駅まで自転車に乗らないと生活できない場合が多いです。
それなのに坂道が多かったり、目的地が遠かったり、荷物や子供まで乗せているとたまったもんじゃありません。電動アシスト自転車はそういった悩みやストレスから一気に解消してくれるのです。
引用元:神戸新聞
バッテリーは充電式で何回でも使える
「電動」というくらいなので、もちろん電池を搭載しないといけません。その電池は充電式なので充電すれば何度も扱うことができます。
リチウムイオン電池なので毎日使うとしたら1週間に一回は充電するペースでいいと思います。そこまで毎日しなくても減らないので容量について心配になる必要はないです。
画像はパナソニックのものですが、充電には専用台が必要です。
いいことだらけ
急勾配でも大丈夫
電動アシスト自転車で一番メリットがあるとしたらどんな坂道でも楽勝に乗れることです。下の引用動画でも紹介しますが、35°の急勾配でも立ちこぎなしで登り切れます。
引用元:YAMAHA
この動画でもわかるようにいかなる坂道でも楽勝なのです。若いころはちょっとした坂道でも頑張ってこぐというのができていたのでなんとも思わなかったのですが
大人になると通勤帰りなどに急勾配に出会うともう絶望したかのように思えて、自転車から降りて歩くなんてことよくあると思います。
しかし、電動アシスト自転車なら通勤帰りでも何も疲れることなく快適に自転車を運転することができます。もはやスマホと同じくらいの生活必需品になってきているのです。
子供二人乗せても楽勝
全国の夫婦は子供を家から保育園までの送迎に自転車の前後に子供を乗せていったり、買い物にも子供を二人乗せていくという家庭も多いと思います。
子供は小さいうちでも体重が10~20kg以上にもなりますので大人と子供二人を乗せると簡単に総重量が100kgも超えてしまいます。
100kgも重さがある自転車をバランスを取りながらペダルをこいで、途中には坂道なんかあったりするとたとえ男性であったとしても自転車を運転し続けるのは困難です。
しかし、電動アシスト自転車に切り替えると子供二人乗せて総重量100kgを超えたとしても楽々ペダルをこぐことが出来ます。しかもたとえ坂道になったとしても全てモーターがアシストしてくれます。
引用元:YAMAHA
子供が大きくなったら子供を乗せる部分を取り外して普通の電動アシスト自転車にすれば今まで通りに使うことが出来ます。
いらなくなったものはメルカリやラクマで売れば次の人がまた使ってくれます。子育てだけでなく自分の生活の一部にもできるので今後の生活を快適にするためには電動アシスト自転車はあったほうがいいです。
立ちこぎがいらない
これは乗ってみないとわからないと思いますが、電動アシスト自転車はモーターが動いてくれるので立ちこぎしてスピードを出す必要がないのです。
よく中学生や高校生あたりが坂道などで立ちこぎをするとは思いますが、電動アシスト自転車はそんなことする必要は一切なく、スイスイと上ることができます。
まぁ坂道で立ちこぎする必要がないのはさっき上げた動画でも証明しているのでわかるかと思います。
すごい世の中になったものだ
疲れない
電動アシスト自転車は自分でこいでいる感覚というのは少ないのでほとんど疲れることがありません。なので、仕事帰りや学校帰りに使用しても疲れることなく自宅までたどり着くことが出来ます。
疲れが少ないと自宅でやりたいことがやりやすいのです。もし疲れていると、ごはんを食べてあとは寝るだけといった何のために生きているかわからない状態になってしまうのです。
子供のうちから楽させるなとお思いかもしれませんが、楽をさせているわけではありません。疲れる必要がないところで疲れてしまっては本当に頑張らないといけない部分で力を発揮できないのです。
なので無駄な疲労の蓄積をやめ、勉強や仕事に打ち込むことでそっちに疲労を回すようにするだけなのです。つまり、1日に溜められる疲労を自転車ではなく仕事や勉強に回すといった感じです。
しかも疲れている状態で自転車に乗ってさらに疲れると事故や転倒の危険性が増すだけです。なので移動手段くらいは疲れないやり方で行きたいものです。
現代人は疲れが出やすい
ランニングコストがいい
どれくらいいいのかというのをバイク(二人乗りタイプ)と比較してみましたのでまずはこちらの表から
電動アシスト自転車 | バイク(二人乗り) | |
本体代 | 約15万円 | 30万以上 |
何人乗り | 大人1人子供2人 | 2人乗り |
免許証 | いらない | 必要 |
ガソリン代 | いらない | 月々必要 |
自賠責代 | いらない | 年7000円以上 |
電気代 | 充電一回12円 | いらない |
税金 | かからない | 年2000円以上 |
もう本体代の時点でコスパがいいとわかりますよね。あと、バイクに乗ろうとすると免許を取りに行ったりガソリンも月々かかるのでお金がない人にとってはあまりにもコスパが悪いのです。
そりゃバイクに乗れば遠出もしやすいとは思いますが、今回はなんでも近場と考えていますので、わざわざバイクに乗る必要はないのです。
最初の本体代が高いのさえ乗り越えてしまえば、あとは全くお金がかかりません。初期投資だけでものすごく快適になるのですから買わないという手はないです。
デメリット
高価
どんな商品でも悪いところはあります。その一つ目がやはり「高価」なものだということです。さっきの表でも出しましたが、子供を乗せる20インチサイズの電動アシスト自転車だと15万前後はします。
普通のなんでもない自転車なら1万円程度で購入できるのですが、価格差はその10倍以上です。買って損はしませんが、さすがに自転車にそこまでお金をかけるのはとお思いかもしれません。
しかし、その高価な電動アシスト自転車は一度手に入れると絶対に元が取れる商品です。後悔している人はあまりいませんし、絶対に高いお金を払ってよかったと思えるはずです。
めちゃくちゃ快適なことは胸を張って言えます
重い
電動アシスト自転車はバッテリーやモーターが内蔵されている分、重さがあります。スーパーなどで自転車から降りて車輪の向きを変えようとしてもなかなか重くて上がらない人も多いんじゃないかと思います。
まぁこぐだけなのでこの際重さはどうでもいいのですが、一つ例外として雨が降ったときに自転車を車の後部座席に乗せようとするとあまりにも重すぎて体を壊してしまう可能性があります。
なので軽くしてほしいという個人的な思いがあるのですが、現状自転車を持ち上げるといったことをしている人はごくごく少数なので重さを軽くする必要はないというのが各メーカーの結論ではないかと思います。
重いというだけでこれまたストレスの原因に
スピードが出やすい
電動アシスト自転車はモーターを動かしているぶんペダルも軽く、スピードが出やすいのです。スピードが出やすいからといって猛スピードで自転車をこぐと事故の原因になります。絶対にやめまししょう。
自転車で急ぐぐらいならもう少し早めに家を出て余裕をもった行動をしましょう。急いでも時間と命は元に戻らないので。
こうならないように気を付けてください
でも電動アシスト自転車の数は増えている
確かに電動アシスト自転車は重いし、通常の自転車に比べたら高いかもしれません。しかし、電動アシスト自転車はその高いお金を払ってでも快適さを追い求めているのです。その証拠として警察庁のデータが示しています。
引用元:警察庁
少し古いデータにはなりますが、平成15年から平成25年までの10年間で約1.8倍も普及しているのです。ということは令和3年現在ではもっと増えていてもおかしくはないのです。
それだけ現代人は自転車は便利だけど楽して乗りたい、お金を払ってでも乗りたいと思っているのです。楽をするのは悪いことではありません。みんな生活を快適にするために対価を払っているだけなのです。
実際に乗ってみて
ここからは私の家にある実際のものについてのレビューです
使用しているのはパナソニック
現在乗っている(主に妻)電動アシスト自転車はこちらの商品です。
この先子供を乗せて自転車をこぐことを考えているので、この20インチの子供を乗せても平気なタイプにしました。
この自転車はAmazonだと13万5千円ですが、この他に補償や防犯登録などを含めますと、約15万はします。ちなみに私はイオンで購入しましたが、店頭販売でも約15万はしました。
鍵はバッテリーと車輪止め兼用
電動アシスト自転車はバッテリーを搭載しているので盗難防止のために鍵がついています。ですが、その鍵というのがバッテリーを外す鍵穴と自転車の車輪止めを外す鍵穴は全く同じなのです。
この鍵一つで両方開きます
まぁ鍵を何個も持たなくていいという点ではいいかもしれません。しかし、自転車に限った話ではありませんが、なくしてしまうと何もできなくなってしまうのでその点はご注意を。
エコナビは少し弱く感じる
もう使用して数年は経過しているので何度も使っているとエコナビを発動させると少し弱く感じます。エコナビにすると使用電力効率があがるのでバッテリー持ちはいいのですが、住んでいる場所が坂の上にあるのでエコナビでは弱いのかもしれません。
見にくいですが、エコナビが点灯しています
さっきのランニングコストの項目で書いたかもしれませんが、1回の充電で電気代がたったの12円なら最初からパワーモードで運転しても何も問題はありません。
使用距離にもよりますが、うちではだいたい2週間に一回、長いと数か月に1回しか充電しません。それなら最初からパワーモードにして楽さを求めていったほうがいいと思い、最近ではパワーモードでしか使っていません。
切り替えには「アシスト」の部分で変更します
変速機付きでどんな道でも快適
あと地味に嬉しいのが変速機が付いているのです。電動アシストなのだから変速機はいらないかもしれませんが、いくら坂道で電動が付いているとは言え、電動で出せるパワーは知れてます。
なので、ペダルが重いままだと電動アシストを付けたとしてもペダルが重く感じてしまうのです。なのでより電動アシストを感じるためには道の状況によって変速をしないといけません。
電動アシストがない自転車でも変速が1と6では大きく違いますよね。それは電動アシスト自転車になったとしても同じです。道にあった変速に変更し、さらに疲れないようにしましょう。
この自転車ではハンドルの右側にありました
おすすめ
タイヤサイズで変わる
電動アシスト自転車はタイヤサイズによって用途が全くことなるのでやみくもに買ってしまうと後悔してしまいますので、引用元から目安となる電動アシスト自転車のタイヤサイズを掲載します。
特徴 | こんな人におすすめ | |
---|---|---|
小さめのタイヤ (20インチ・22インチ) | ・小回りがきく ・重心が低く安定感がある ・車高が低いので乗り降りがしやすい ・漕ぎ出しが軽い ・子どもの乗せ降ろしがしやすい ・比較的自転車の重量が軽い | ・小柄な女性 ・高齢者 ・お子様を乗せる方 |
大きめのタイヤ (24インチ・26インチ) | ・長距離乗っても疲れにくい ・自転車の重量が重くなる | ・体格が普通~大きめの女性 ・男性 ・長距離を乗る人 |
引用元:Panasonic
つまり、小回りが利いて体の小さい人でもバランスがとりやすいのは20インチのものになります。逆に、子供は乗せないし、一人で乗っていってかつ体もそこそこ大きい人なら26インチのものを選べばいいのです。
20インチタイプ
20インチのタイプならこちらのものがおすすめです。値段も6万円とお手頃価格にはなりますが、子供を乗せるとなると向いていません。というより子供を乗せれないと思いますので、子供を乗せる場合はこちらの商品がいいです
私が乗っているものと同じタイプですが、本当に快適です。バランスもとりやすく転倒の危険性も少ないのでおすすめします。
26インチタイプ
26インチだとヤマハのパスチアシリーズがオススメです。バッテリーも9.3Ahと他のものに比べると高めのバッテリー性能ですし、ライトもLEDで自動で点灯してくれます。
しかもアルミフレームで重さもある程度まで解消してくれるので、初めての電動アシスト自転車にするには間違いない商品です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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