みなさんこんにちは
今回は新社会人になってそこそこ日もたち、研修も終わってそれぞれの職場に配属もされていると思います。そこで今回は新入社員に研修では教えてくれない働くことについて解説していこうと思います。
希望通りにならない
配属先は希望通りになるかも
まぁなんでも希望通りにならないかといえばそんなことはありません。配属先は就活のときから希望していた場所に入れる可能性もあります。ただし、そんな可能性は低いことが多いです。本社希望だったのに最初から他所に飛ばされるなんてこともありますからね。
今はどうか知りませんが、私が新入社員のときには男女差で配属先の希望が通るか通らないかの差があったような気がします。全て営業さんの話なのですが、男性は本社を希望しても全て棄却され、別の場所に簡単に飛ばされました。
しかし、女性が入社すると本社希望を出すとすんなり通ったのです。会社側からすればそんなことはないと公表すると思いますが、はたから見ればそんなことは一切ありません。多様性を認めようと時代が変わってきても表向きで実際やってることは真逆のことを平気でします。
やりたいことはほぼできない
わかってほしいのはやりたいことは基本的にやらせてもらえません。仕事というのは最初は上司から仕事を振られます。上司から振られるということは基本的に自分がしたくないことを振ってきます。なので必然と自分にはしたくないこと仕事がほとんどになってしまいます。
けれど仕事というのは自分がしたくないものが99%です。1%でも自分がしたいことが回ってきたらラッキーなほどです。それくらい世の中の仕事というのはやりたくないものであふれているのです。
世の中なんでもめんどくさい
やりたいことだけでは評価はもらえない
実は世の中というのは不条理で、やりたいことだけやっても評価はされないのです。さっきも言いましたが、上司というのは自分のやりたくないことを振ってきます。部下はそのやりたくないことをこなすからこそ評価が上がるのです。
逆に言えば指示してるのはやりたくないことに対して指示してないやりたいことをしても評価は何も得られないのです。社会人として生き残っていくためにもやりたくないことを一生懸命やって、最後までこなすからこそ評価されるのです。
そして評価してもらって自分が上の立場になって権限が与えられて初めてやりたいことに取り組むことができるのです。そこまでたどり着くには何年かかるかがわかりません。人によってはすぐに到着する人もいれば何十年かかってようやくという人もいます。
やりたいことをしたいならまずやりたくないことをしなければなりません。そのうえで経験を積んで、一人前になって評価されてようやくやりたいことにたどり着けるのです。やりたいことをするまで長い時間がかかるかもしれませんが最初のうちは耐えるしかないです。
耐えるのも仕事
仕事は完璧でなくていい
助けを求めることは悪ではない
新社会人だからといってすぐになんでもできるわけではありません。最初のうちは右も左もわからないわけですから誰かに教えを請いたり、助けを求めたりするのは自然のことなのです。仕事は一人でするものではありません。わからなかったら聞けばいいのです。
上司からいろいろ指示が飛んでくるでしょう。その全てがすぐに理解できるとは限りません。自分がこうだろうと思っていても実際には違ったりするなんてことは日常茶飯事です。仕様を満たすためにも依頼者から聞かないとブラックボックスのまま進めては何も解決しないです。
上司側もいちいち聞いてきても「そんなこと自分で考えろ」なんてことは絶対に言わないようにしましょう。昔はそれでよかったかもしれませんが、今はパワハラですし、言わないと仕事が進まなかうなってしまうので絶対にやめてください。
本当の意味で嫌われます
頼まれた仕事は3割できたら一回上司に報告
3割というと語弊があるかもしれませんが、3割というのは全体像が見えた3割です。事細かに決める必要はないです。全体の流れとして始まりから終わりまでこうですというのが出来たら一度上司に進捗報告するのがいいです。
結局前に進めるためには上司の承認が必要になってきますから、まず全体像を見せてから詳細を決めていけばいいのです。実は仕事というのは全体像を先に見せてからのほうが進みやすいのです。変に詳細から決めていくと、結局最後まで決まらないまま終わってしまうのです。
完璧にとはいきませんが、きっちり仕事をしようとするにはまず全体像を明らかにし、そこから詳細を詰めていくのです。例えるなら、お昼を用意するのにまず弁当箱から用意し、そこから中に何をつめるかを考えるのです。先に料理を作ってしまって弁当箱を後から用意してしまっては入る入らないが出てしまってうまくいかないことが多いのです。
何日も待たせたら逆に怒らせる
例えば2週間後が納期のときに本当に2週間後に出していては話になりません。なぜなら納期ぎりぎりに出してしまうと、修正があっても結局直せないまま話が進んでしまうのです。そうなってしまえば大失敗になりかねません。
仕事というのはなんでも修正ありきで動きます。その修正をいち早く直していくためにも早く提出するのです。先程の3割程度で全体像が見えただけでも出せばいいのです。そうすれば上司からはもっとこうしてほしいなどといって修正がくるはずです。
そして修正を繰り返していくことで誰が見ても良い仕事内容になるはずです。失敗を恐れるなというのは修正されるのを恐れるなということなのです。どんな仕事でも修正はあります。それにいちいち落ち込む必要はありません。
仕事は修正ありきで進めましょう
最初は受け身でいい
何もわからないのに自分で動くこと自体無理
最初だけは受け身で何でも聞けばいいです。新入社員は右も左もわからないわけですから、それで自分で考えろというのは酷なのです。仕事に対する知識もルールも何もわかっていないのですから、最初は暖かい目で見てくれます。
わからないなら聞く、そしてすぐに提出して指示を仰ぐ。この2点さえ守れば基本的に大丈夫です。会社の人間も最初からなんでもできるなんてことを期待していません。少しずつ覚えていけばいいのです。
報連相=コミュニケーション
ただし最初の1年だけ
しかし、そう何年も同じことをしてはいけません。許されるのは1年目だけで2年目以降は早い人でももう部下ができます。そうなると今度は自分が指示を出す側になります。
指示を出す側がいちいち聞いていたら仕事になりませんし、部下もなんだか頼りないと思われがちです。じゃあ聞くなということかというとそうではありません。理想は聞かなくてもいいくらい全てを把握すればいいのですが、そうはいきません。
確かにわからないところは聞けばいいのですが、なんでもかんでも聞くのはもうやめましょう。2年目以降は1年仕事をしたのですから、経験も積んでいるはずです。その上で記憶もしています。この時点で頭にあんまりない人は仕事を真面目にしてなかったか仕事を振られなかったかどっちかです。
学生気分は半年は抜けない
そもそも学生気分は何なのかわからない
これは私自身の疑問ではあるのですが、「学生気分」ってどういう意味なのですか?明確な定義はきいたことがありません。一応ネットでも調べてみたのですが、以下のようなことが挙げられていました。
・自分のことしか見えていない
・仕事に対する真剣さが足りない
・オンとオフの切り替えができず、公私混同する
・遅くまで遊んで体調を崩す
・受け身で指示を待っている
・社外で不平を口に出してしまう
・成果を意識できない
・体調管理ができず遅刻や欠勤が多い
・自分に能力があると思っており謙虚さがない
などなど挙げていったらキリがないです。そもそもこれらって今の社会人の人たちでも当てはまる人いますよね?体調管理ができないなんてのは残業続きで次の日遅刻したら体調管理が出来ないのですか?例外がある以上これらのことはテキトーなんですよ
そもそも定義があいまいなんですし、昨日まで大学生だったのに急に社会人になれというのは無理なのです。言うならば今の仕事をやってて明日から異業種を他の人と遜色ないくらいになれと言われても出来ませんよね。それと同じです。
罪人が明日から聖人君子になれないのと一緒
もっと言うなら犯罪者が刑務所から出てきていきなり聖人君子になれるかと言われたら無理ですよね。対象が違うかもしれませんが、明日から急に別人になんてなれません。徐々にしか人は変化できないのです。
それなのに学生気分が抜けないなんて言われても人は急には変われないのです。変われたら苦労しませんし、私ももっと変わってます。いつまでも学生気分でいていいというわけではありませんが、新入社員の人にすぐに変われというのは一種のパワハラです。
でも怒られる=パワハラじゃないよ
人事側が言いたいだけの可能性
正直いって学生気分の定義があいまいですし、それを聞いても今の社会人にも当てはまる可能性があるので単に新入社員にむけて発破かけてるだけかもしれません。まぁ聞いてる側とすればだいぶ迷惑な話なのです。
社会人になって変わる人は変わりますし、変わらない・成長しない人はいつまでたっても成長しません。そんな人に向かってもまだ君は学生気分だなんて言えますか?社会人1年目のときと10年目で一切変わらない人に向かって君はまだ学生気分だなんて言えますか?
言わないですよね。つまりただ言いたいだけになってる可能性があります。やめろとは言いませんが、その言葉本当に意味あるの?と自問自答はすべきです。(正直人事部を敵にしてる人多いんじゃないんかな)
人を見る目がある人は人事部の人じゃない可能性が高い
休みを大切にする
毎日ちゃんと寝る
人は寝ないと生活できません。情緒不安定になりますし、お腹も減って肥満にもなって、メンタルもやられて不健康まっしぐらです。学生のときは寝なくてもなんとかなったのは平気で学校を休んだり授業中も寝れたりできたからです。
しかし社会人にもなると違います。社会人は寝れないくらい忙しくなります。そして家に帰ったら食べて寝る以外の選択肢が出てこなくなります。それくらい疲れますし、活力も失われます。だから眠気が来たら無理して起きずに寝ましょう。
睡眠不足に陥ると全て不調になります。明日も元気に活動するために寝れるときにたくさん寝てください。でないといずれ壊れて自分しか損しない人生になってしまいます。
体調管理も自己責任
子供のときまでは体調管理は周りの大人が見てくれていた部分はあるんですが、大人になるとそうはいきません。全て自己責任で誰も助けてくれません。自分自身で体調が悪いなと思ったら寝たり自分で病院に行かなくてはなりません。
それだけ大人は厳しい世界なのです。自分が生き残りたいのなら自分の健康管理も自力で行っていかなければなりません。そんなの難しくてできないという人はさっき言った睡眠時間だけは確保してください。それだけでも全然違いますから。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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