私は現在eo光を契約している
そんなeo光からこんな知らせが届いた
そう、ついにeo光でも上り下り最大10Gコースが誕生したのだ
ついに自分自身が求めていたサービスが開始され、これを見たときは本当に内心は踊っていた
しかし、冷静に考えてみると
10Gを実現するためにはいくつもの壁があることを思いつき
結論からいうと、今回はまだ契約しないことにした
いずれ契約するのだが、今はまだその時ではないということだけお伝えしておく
今の通信速度が最大1Gが多いので、10Gがどれくらい速いのかは説明するまでもないだろう
10Gにする背景には、もうすぐ始まる次世代通信規格「5G」や4k8k映像といった高クオリティ映像、eスポーツの現れなど
インターネットがさらに高速化することが求められるようになったからです
なので自分も契約したいのはやまやまなんですが
ちょっと冷静に考えてみました
まず10Gの速度を実現するための壁としては
この4点である
みなさんは1G通信は当たり前に思っていても
実はこれだけの壁をクリアしてるから1Gという現在の通信が楽しめる
先に言うと④以外は市販では全く売られていません
なので普通の人が買うにはハードルが高いのです
一つずつ説明していきます
①10G対応のルーター
現在市販でも販売されているルーターは1Gまでしか対応していません
なので各通信業者の多機能ルーターを使うことになるのですが
市販となるとまだどこにも置いていません
ネットには転がっているのですが
NETGEAR WiFiルーター 11ad AD7200 Nighthawkシリーズ 速度 AD4600M/AC1733M + 800 Mbps R9000
- 発売日: 2017/06/09
- メディア: Personal Computers
こういったものしかなく、しかも値段もばか高いのです
なので、自力で買えるというのはけっこうハードルが高くなってしまいます
それでも早く10Gにしたいという方は通信業者のルーターをレンタルすることをおすすめします
2020/5/31追記
buffalo社よりお値段お手頃でハイエンドモデルが出ました!
②(これは僕の場合)10Gに対応したLANハブ
これは使う人と使わない人がいると思いますが
もし使う方がいるのならハブも10Gに対応したものを買わなければなりません
これはあることにはあるのですが
NETGEAR ラックマウント型 アンマネージプラス スイッチングハブ XS708E 10G 8ポート VLAN QoS 省電力
- 発売日: 2016/08/15
- メディア: Personal Computers
エレコム スイッチングハブ 10ギガビット対応 4ポート 金属筺体 マグネット ラックマウント取付金具付 3年間保証 EHB-UT2A04F
- 発売日: 2016/10/24
- メディア: Personal Computers
どれも高額すぎてとても買えたもんじゃありません
10Gを普及させるにはこういったハブやルーターの値段を下げる必要がありますが
現実はかなり厳しいようです・・・
③10Gイーサーネット
まずイーサーネットとは何ということですが
簡単に言えばパソコンの有線LANの差込口です
このページに解説が載っているのでぜひお確かめください
え?ここも10Gに対応しないといけないの?と思ったかもしれませんが
こういった入り口まで対応させないと10Gは実現しません
今の1Gの通信速度はこういう細かい規格まで対応しているから1Gという速度が出せるのです
けっこう当たり前のように思えて規格をそろえるのってけっこう難しいんです
ちなみに今のパソコンでは標準もしくはオプションで10GイーサネットがついているのはiMac proとMac miniだけです
そのほかのパソコンでは、デスクトップならLANカードを導入すれば10Gイーサネットはいけるのですが
ノートパソコンでは10Gイーサネットを採用しているパソコンはないので、現在は無理です
ちなみにLANカードは普通に売っているのでこちらからどうぞ
StarTech.com 1ポート10GBase-T増設PCI ExpressイーサネットLANカード NBASE-T規格対応 5スピード対応 PCIe 2.0 x4 ST10GSPEXNB
- 発売日: 2016/05/24
- メディア: Personal Computers
④10Gに対応したLANケーブル
これは簡単ですが、場合によっては一番難しく金がかかる場合があります
ルーターから直接LANケーブルをつないでいるひとはLANケーブルの種類を変えるだけです
おすすめはカテゴリー6Aです
それ以上でもいいのですが、まだカテゴリー6Aが比較的安く手に入るのでそちらをおすすめします
そして、先ほど言った一番難しく金がかかるのは戸建て住宅で情報コンセントをすでに引いている人です
戸建て住宅のLANケーブルはすでの壁裏に配線を引いていることがおおくこんなかんじで引いている家が多いのではないでしょうか?
画像はこちらから拝借しました
そしてほとんどの人はこの壁裏のLANケーブルがカテゴリー5Eになっていることが多いです
なのでこの配線をすべてカテゴリー6A以上にするというのはそうとうなお金が必要となっています
今回私も家を建てましたが、その時に営業さんにあとからLANケーブルを変えるとどうなるかと話したところ
なんと50万以上はかかるといわれました・・・
なんでそんなにかかるのかはわかりません・・・
戸建て住宅ですでに住んでいる方は今本当に10Gが必要なのかを十分に検討してから導入してみてください
これから戸建てを買う人で10G通信をしたい方は必ずLANケーブルをカテゴリー6A以上にしてください
でないと後で後悔することになります
話は以上です。10G通信をするには相当な壁があります
なので僕は①と②の10G対応のルーターとハブが出てから契約しようと思います
なのでルーターやハブを販売しているメーカーさん
はやく10G対応商品を発売してください
数は少ないかもしれませんが需要は必ずあります
本当にお願いします・・・
では今日はこれで