みなさんこんにちは
今回は最近いらないと噂されている炊飯器について解説していこうと思います。みなさんは炊飯器がただお米をたくだけの機能だと思っているからいらない
インフルエンサーが言っているからいらないなんて短絡的思考になっているのではないでしょうか。実際はそんなことはなく、みなさんは機能を全然知らないからそんなことを言えるのです。
そこで今回は炊飯器でできること。そして今の生活にどれだけ役に立っているかを解説していこうかなと思います。ぜひ最後まで読んでみてください。
データで見る炊飯器
まずは最近になってYouTuberなどで炊飯器はいらんみたいな風潮がありますが、果たしてデータ上でもいらない家電になっているか見てみます。
所持率の推移
こちらについては単身と2人以上の世帯でわけてデータを見ていきます。
単身世帯
引用元:BCN+R
こちらは30歳未満の単身世帯の家電保有率のグラフですが、2014年時点で男性は90.2%、女性では83.3%も保有しています。しかも昔に比べて増えているということはまだまだ必要とされている家電であることがわかります。
さらに注目すべきところは2014年では女性より男性のほうが炊飯器を所有していることです。意外にも男性が高かったというのは驚きですし、それだけお米を食べることが男性のほうが多いということなのかもしれません。
2人以上の世帯
引用元:中央調査社
2人以上の世帯になると昔から炊飯器は90%を超える保有率があります。やはり、先ほどのグラフでもあったように男性がいることでお米を食べることが増え、さらに子供もいるとなると炊飯器を持っている率がぐんと高くなるのではないかと思います。
この二つを見ても炊飯器は全然いらない子ではなく、むしろなくてはならない存在なんだと示されているデータとなります。まぁいるかいらないかは個人の勝手なので今回はあくまでデータで見たときにまだまだ必要なんじゃないのかという意見を述べさせていただきました。
炊飯機の利用目的
続いて炊飯器所持者がどのように利用しているかを見てみます。
引用元:マイボイスコム株式会社
まぁやはりというか予想通りというかほとんどの人が白米コースで炊飯器を使用しています。おそらく炊飯器=白米を炊くという先入観が成り立っているのでなかなか他のコースを使うという思考にはならないのかなと思います。
いやいや、このデータ1回だけではわからない。その前後では変わっているかもしれないと思っているあなた、ではこの調査したデータの推移を見てみます。
引用元:マイボイスコム株式会社
実はほとんど変わらないんですよね。2~3年に一回の調査をしていてもここ7年間全く変わってないのです。そりゃ白米しか炊かなくてお米を食べなくなったら炊飯器なんていらないと思う人が出てきてもおかしくありません。
炊飯器でできること
ではここからは炊飯器は白米を炊く以外のことができるんだよということを解説していきます。機能を知れば次から新機能を使う気になるかもしれませんので、ぜひ最後まで読んでください。
白米
ほとんどの人が使うモードであり、むしろこれ以外何を使うんだというものです。昔は白米を炊くぐらいしかできませんでしたが、最近では熟成炊きや柔め固め、早炊きなどいろいろな機能が追加されています。
ひとえに白米を炊くというだけでもいろんな味を楽しめるように企業側が努力を重ねているのだと思います。まぁでもそんなに機能あっても使うのは最初だけで段々と普通になっていきますけどね。
あと白米の中でも無洗米が登場したことにより炊飯器もそれに対応した機種を出さないといけなくなりました。もし今あなたが無洗米をお持ちなら通常のお米の炊き方と違うので説明書をよく読んでから炊くことを推奨します。
玄米
玄米って何か意味あるの?と思うかもしれませんが、実は白米と比べて栄養素の高い米なのです。そこでどれくらい違うのか白米と玄米についてまとめてみましたのでご覧ください。ちなみにすべて100gに対しての値です。
白米 | 玄米 | |
カロリー | 168kcal | 165kcal |
糖質 | 36.8g | 34.2g |
不溶性食物繊維 | 0.3g | 1.2g |
水溶性食物繊維 | 0g | 0.2g |
ビタミンE | 0mg | 0.5mg |
葉酸 | 3μg | 10μg |
カルシウム | 3mg | 7mg |
マグネシウム | 7mg | 49mg |
亜鉛 | 0.6mg | 0.8mg |
引用元:macaroni
カロリーや糖質に変わりはありませんが、それ以外の食物繊維やミネラル等にははっきりと違いが見えています。つまり、より健康な体を目指すとなると玄米を食べたほうがいいのですが、現実はそもそも大容量なんて売ってないし高いのです。
まぁ売ってることには売っていますが、正直普通に白米食べてその後マルチビタミンを飲んだほうが効率的ですから一度食べてみたいという人はリンクを張っておきますのでこちらからどうぞ。
おかゆ
これは風邪をひいたときに食べる人はおおいんじゃないでしょうか。今は炊飯器でボタン一つでできてしまうのです。もうほんと楽ですよね。待ってるだけで何も監視しなくていいっていうのは非常に効率がいいです。
ただ、おかゆなんてめったに使わないなんて言う人は多いかもしれませんが、実はダイエットにおいてはとても使うモードなのです。それはかのまんさん(@kanotantan)が考案した泉というたんぱく質豊富で低脂質でおいしいごはんが作れるのです。
基本的に鳥の胸肉(皮無し)と米と鶏ガラスープ、水で作れます。そこから味変してもおかゆとは思えないくらい非常においしいですし、お腹にたまりやすいのです。
詳しいやり方はリンク先でお願いします。また、この方は本も出版していますのでもし興味のある方は購入してみてください。
炊き込みごはん
野菜と醤油を混ぜ合わせるだけでめっちゃおいしいごはんです。私が実家にいるときにこれが出てきたら少しごちそうでした。今妻と暮らしているときは主に魚料理のときに食べていました。(現在は減量中のため中断)
めちゃくちゃおいしいですし、おかわりも何杯もしてしまいます。これも基本的に野菜を切って調味料含めて全部炊飯器に入れてボタンを押すだけで出来上がります。
準備は大変ですが、ボタン押すところまできてしまえばあとは自由にするか、他のメニューを作ればいいのです。何度も言いまずが監視しなくていいというのはほんと便利なのでわざわざ自分から不便を強いる必要はないです。
まじで旨い。作ってくれる妻には感謝。(引用元:味の素)
酢飯
ちらし寿司を作るときなんかに重宝しますが、この酢飯って作るのめちゃくちゃめんどくさいんです。作ったことがある人はわかるかと思いますが、米を炊いてその後全部出してお酢を入れてうちわで扇ぎながら混ぜていくんです。
しかも手で混ぜるのですからムラが出てしまうことがあり、なかなか完璧な酢飯を作るのは難しいのです。しかし、今の炊飯器には酢飯機能があるので、お米と素と砂糖、塩を入れてボタンを押して終わりです。
そうするだけで誰でも簡単にツヤツヤの酢飯を作ることが出来ます。もうムラのある酢飯にならないんです。誰でも簡単においしい酢飯を作ることが出来るのです。もう手間も技術も必要な手作りのわずらわしさから解放しましょう!
麦ごはん
麦ごはんなんて食べる人いるの?と思うかもしれませんが、スーパーに並んでいる以上需要はあるのです。麦ごはんは白米と比べてカロリーが低め(158g当たり白米:266kcal、麦ごはん:252kcal)ですが、玄米同様栄養効果が違うのです。
麦ごはんはコレステロール値を安定させる「β-グルカン」が入っており、健康な体を目指すには必要な栄養素を持っているのです。
さらに麦ごはんは血糖値の上昇を抑える成分や便秘に効く食物繊維も豊富に含んでいます。もし今お通じがこないという人は試しに麦ごはんを食べてみるのもいいかもしれません。
参考URL↓
ケーキ
意外かもしれませんが、炊飯器ってケーキが作れるんです。まぁケーキといってもスポンジだけですけどね。やり方も簡単でホットケーキミックスと牛乳、卵などを加えればあとはケーキモードのボタンを押して終わりです。
簡単すぎて今まで苦労して作ったのはなんだったのかと後悔が残るかもしれません。味もどうなのというと、炊飯器で作らない方法で作ったものとさほど変わりません。普通においしいです。
ほんとに簡単に作れますので子供でも楽しめると思います。ホットケーキミックスが必要ではありますが、スーパーでも簡単に手に入りますので、ご興味のある方はぜひ試してみてください。
スープ
え?スープなんて出来るの?という疑問が出てくるかと思いますが、実は出来るんです。まぁスープに関しては別にガスコンロでも出来ますが、炊飯器にすると監視がいらなくなるのでほっとけば勝手にできます。
しかし、監視はしなくていいとは言ったものの、基本的に白米モードでできますが、中にはケーキモードにしてもう一度炊かないと柔らかくならないものも存在します。
まぁ調べた中では炊飯器を2回炊くなんてレシピは存在しなかったのですが、個人の差なのかもしれません。でも炊飯器で監視いらずでスープが出来るのでぜひ試してみてください。
参考URL↓
クリーニング
このモードはおまけです。長く使ってなんか匂うようになってきたなというときに使うだけです。私の炊飯器ではまだ使ったことはないですが、今後どこかで使用する場面が出てくるかもしれません。
家電を長く使おうとなるとどうしてもメンテナンスが必要になってきますが、そこはめんどくさがらずにやりましょう。お金の無駄な出費も防げますので。
炊飯器のメリット
調理鍋とほぼ似たようなことが出来る
調理鍋というのをご存知だろうか。具材を切って中にいれてボタンを押せば料理が完成するという代物だ。この家電は監視なしでボタンを押したあとは完成まで好きなことをすることが出来ます。
そう、炊飯器は調理鍋ほど万能ではないが、似たようなことが出来るのです。炊飯器も同じ具材を入れてボタンを押すだけ。調理できる種類は少ないですが、アイデア次第で調理鍋をわざわざ買う必要がなくなります。
調理鍋と比べて大量に作ることが出来る
調理鍋は炊飯器に比べると一度に作れる量が少ないです。せいぜい3合程度だと思います。しかし、炊飯器では一般的な大きさでも5.5合ですし、中には10合タイプも存在します。
一度に大量に作るのは準備が大変ではありますが、作り置きをすることで疲れたときにさっと食卓に出せるのは非常にありがたいのです。特に家族が増えていくと家事の時間が増えるので、料理の時間も増えてしまいます。
特に今は共働き世帯が増えているので、作り置きはともに楽ができて疲れないための重要アイテムなのです。そんなときに炊飯器で大量に作っておけば数日は困ることはありません。
共働きは無理をしないこと
家電の中では安価
高い種類を選べばそりゃ炊飯器でも5万を超えてきますが、炊飯器にそこまで性能は必要ではない(ただしマイコン式はやめておけ)ので、せいぜい2万くらいで買えます。
冷蔵庫や洗濯機は20万くらいしますよね。エアコンも工事費込みで10万超えますよね。オーブンレンジも10万します。炊飯器とほぼ変わらないのなんてオーブントースターぐらいしかないのです。
そういう意味では買い替えやすさがありますし、大容量タイプでも2万も出せば高品質の炊飯器が買えます。白米の味にこだわるひとは圧力釜のような高性能で高価な炊飯器を買えばいいですがそれ以外は下位機種でも十分です。
炊飯器のデメリット
使いこなせない可能性
最近の炊飯器はこれだけの機能があるのですから、使いこなすのも難しいと思います。やってみようとは思うもののめんどくさくて結局白米を炊くしか使わないなんてこともありまえます。
そういう意味では白米を炊く以外の機能というのは魅力的品質(あったら便利だけど無くても困らないもの)なので使わない限り宝の持ち腐れです。
使うことに戸惑ってはいけない
買う時に種類が多すぎて選べない
家電全般がそうなのですが、メーカーも多ければ、各メーカーが出している炊飯器の種類も多いのです。カタログを見ても炊飯器だけで10種類以上もあればどれを選べばいいかわからないのですよね。
そんなときに家電量販店で迷っていたら店員にあれやこれやと丸め込まれていらない機能だらけなのにやたら高額な商品を買わされてしまう可能性があります。
そうならないように絶対自分で調べましょう。今のインターネットは本当になんでもあります。よく考えた上で必ず買うようにしましょう。そうでないと絶対後悔します。
押し売りを許すな
私が使っている炊飯器
ここからは少しレビューをしていきます。
商品詳細
まずは今の私が使っている商品です。こちらは象印の下位モデルの10合タイプです。
特徴としては10合なので大容量なのはもちろん、他にはないケーキモードが搭載されているのです。値段も18000円と比較的安価なので、大容量で多機能のコスパタイプを選ぶならこの機種をおすすめします。
5.5合も10合もそこまで値段は変わらない
同じタイプの5.5合の商品も貼っておきますが、機能は同じで値段は15000円と価格差は3000円しかありません。
正直3000円で容量が倍になるなら最初から10合タイプを買っておけばいいと思います。まぁでもこの価格設定はメーカーの思惑通りで、小さいタイプを比較的高めに設定しておけば自然と10合タイプに流れるように仕組んでいるのです。
これはスマホの容量の価格設定にも同じことがいえるので、容量の部分はよく考えてから購入をしたほうがいいとは思いますね。個人的には家族が多いなら10合タイプがいいです。
汚れはこびりつかずすぐに落ちる
昔の炊飯器だとお米を炊いても米がこびりつくからすぐに水につけておかないといけなかったのですが、今のこの炊飯器は水に流すだけである程度取れます。
手でこするだけでも落ちていきますし、最終的に洗剤で軽く洗うだけで手洗い完了になります。この使用後にくっつかなくするというのも企業努力なのです。ほんと炊飯器メーカーには感謝しかありません。
汚れは簡単に落ちたほうがいい
10合タイプは片手では持ち上げられない
10合となるとめっちゃ重いです。というかそもそもめっちゃでかいです。どれくらいのデカさなのかは写真を撮りましたのでこちらをご覧ください。
付属のしゃもじに比べてもかなり大きいことがわかります。2枚目の写真にちゃんと10合のメモリが記載されていますので、ちゃんと偽りなく10合を購入したと言えます。
例えばお釜にお米が入った状態でおかまを取り出すとなると5.5合では片手で出せたのですが、10合にもなると片手では無理です。力持ちならいけるかもしれませんが、危ないので両手で取り出すようにしてください。
お釜および蓋は食洗機に入れることが出来ない
これ間違って入れてはいけません。私は何度も失敗したのですが、もしお釜などを食洗機に入れてしまうと、お釜の中のコートが取れてしまってガビガビになってしまいます。
まぁそもそも大きいものですから食洗機に入れようなんて考えはないとは思いますが、一応失敗談としてみなさんに忠告しておきます。
でも先ほども言ったように最近のお釜は水で流すだけでも汚れが落ちやすくなっているので、わざわざ食洗機に入れなくても簡単に手洗いで落ちますので、気にすることではないです。
お釜の手洗いだけは我慢しましょう
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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