みなさんこんにちは
今回はデルアンバサダーに応募したXPS13がモニターとして当選したので、今回はそのレビューを徹底的にしたいと思います。
結論としてはビジネスパソコンとしてでもブログをやっている人にしてみたら最適なパソコンなのでこのままほしいところなのですが、残念ながら8月には返さないといけないのでさっさとレビューしたいと思います。
XPS13(9300)の特徴
スペック
今回貸し出してもらったパソコンのスペックがこちらです。
CPU | core i7 1067G7 |
OS | windows10 HOME |
SSD | 1TB(NVMe) |
メモリ | DDR4-3733 16GB |
L3キャッシュ | 8MB |
ディスプレイ | 13.4インチ |
グラフィックス | Iris Plus |
解像度 | 3840×2400 |
タッチによる操作 | 有り |
重さ(本体のみ) | 1.268kg |
重さ(ケーブル込み) | 1.521kg |
インターフェイス | ・type-c×2(両方USBPD対応) ・microSDスロット ・イヤホン/マイクジャック |
基本的にビジネス向けのスペックをしています。見てみるとほぼビジネス向けなのにメモリが16GBもあるのが驚きです。基本メモリが多いと消費電力も多くなるので、基本的には8GBになるのですが、今回は16GBモデルをレビューしていきます。
外観
まずは外観をみていきます。
一応個人情報のためモザイク処理をさせていただいています。13インチのパソコンの割にはそこそこ大きな段ボールで届きました。この箱は返品のときにも使いますので、このままおいていています。
中を開けると返品用の着払い用紙が挟まれているのと、今回のパソコンについての案内、そして初期設定用紙が挟んでありました。
中を取り出すとこんな感じ、取っ手付きだったのとテープがはがされてあったことからおそらく誰かが使ったあとのものを送られていますが、まったく問題なく使えているのでOKです。
さらに開けると高級感ただよう箱が用意されていました。さすがはXPSシリーズ。DELLの中でも最高級の品質を持つパソコンなのですから、梱包もより丁寧なのだと思います。
ここまできてようやく中までたどり着きました。箱にはピッタリに入っており、裏蓋にはロゴの「XPS」が刻み込まれています。
梱包物としては電源ケーブルとUSB type-cーUSB2.0変換コネクタです。ちなみにスペックでtype-c×2でしたが、どっちにさしても電源が入るようになっていました。ちなみにこのUSBPDに関連して過去にUSBtype-cについて解説いている記事もありますので、もしよければそちらも読んでみてください。
そろそろUSBtype-cに統一しませんか?
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つづいては外観を四方からみてみたいと思います。
正面
裏面。ロゴも書かれています。
右側面。USB-type-cとイヤホン/マイクジャックがあります
左側面。USB-type-cとmicroSDスロットがあります。
まぁ見た通り薄いです。今までのパソコンが嘘のように軽く、そして薄いので持ち運びも最高です。人によっては外でブログ書く人もいると思いますので、この薄さはまじでいいです。
軽量
重さも計ってみました
重さはパソコン本体だけでも1.268kg。私が持っているDELL G3 15では2.2kgもあるので、それと比べるとかなり軽いです。たった1kgの差なのですが、この差というのはものすごく大きく感じる重さなのです。
周辺機器を合わせても1.521kgとカバンに入れても軽いです。電源ケーブルがUSBtype-cであるのでその分軽くすることができています。
4kの美しい画面
解像度が4kに該当する3840×2400になるので、見た目がかなりきれいにはなるのですが、13.4インチに4kディスプレイはかなり小さくなります。画面の大きさの初期設定では300%になっていることから4kはきれいだけど画面の文字がハズキルーペでもない限り見えないのではないかと思います。
解像度4kなのに拡大するのはこれ如何に・・・
ちなみに解像度4kにして大きさを100%にしてみると
読めない・・・
小さすぎて何が書いてあるかわかりません。4kにするならもうモニターを追加しないと何も見えないでのす。確かに解像度が高ければ文字が小さい分一度に見れる量が多くはなりますが、読めなければ何もいみはないです。
超薄いベゼル
XPS13は画面いっぱいに表示させようとベゼル(画面周りのフチ)を限りなく薄くしています。
この写真を見てわかるようにめちゃくちゃ薄く作られています。近年のベゼルの薄さの争いから見てるとこの薄さは使用者にとっては見える範囲が増えるのでいいことでしかないです。
タッチパネル
このXPS13は一応タッチ機能があるのですが、基本使わないです。2-in-1パソコン(ヒンジが360°回転するもの)ならまだ有用性がありますが
このパソコンはそんなことできないので、まったくと言っていいほどタッチパネルは使わないです。人に説明するときにぎりぎり使うか使わないかのレベルなので、いろいろ試してみるにはいいですが、私から言えば無駄です。
ベンチマークテスト
さてここからはベンチマークをぶん回していこうと思います。
cinebench R15
まずはおなじみcinebenchから
マルチにいたって見れば4コア時代のゲーミングパソコン並みの性能をしています。昔はこのレベルですごいといわれてきたのですが、今はもう法人レベルの性能なんですね。時代の流れを感じます。
cinebench R20
続いてR20
比較がないのが申し訳ないのですが、基本的にデスクトップの第4世代CPUと同等の性能でした。
cinebench R23
cinebench最後はR23
こちらもR20と同等の性能でした。まぁでもこのレベルでもSSDとの組み合わせでめちゃめちゃ速くなるのですから、まだHDDの人はSSDに変えるだけでも変化を実感できますよ。
CrystalDiskMark
お次はSSDの書き込み読み込みテストです。
さすがはNVMeタイプのSSD読み書きが4桁を超えています。私が使っているパソコンのSSDがM.2タイプではありますが、通常のものなので、読み書きも3桁しかありません。最近の傾向なのかはわかりませんが、新しくパソコンを買うと必ずSSDがNVMeタイプのSSDなのです。
別に速いにこしたことはないのですが、その分値段も跳ね上がるので個人的には値段を抑えるためにも通常のM.2SSDを搭載してほしいものです。
CrystalMark
お次はメモリ部分を見てみましょう。
これに関しては目安となる数値が見当たらなかったので過去の記事
CFD販売 ノートPC用 メモリ PC4-21300(DDR4-2666) 8GB×1枚 1.2V対応 260pin SO-DIMM (無期限保証)(Panram) D4N2666PS-8G レビュー
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にて比較してみると同じ16GB(8GB×2)ですが
その差は歴然ですね。周波数の違いがはっきり出ているので同じメモリを積んているにも関わらず性能差があります。
7-zip
次は解凍ソフトにてベンチマークをしました。
ごめんなさい。これも正直比較対象がないのでなんとも言えません。これがいいか悪いかの判断は読んでいる人にお任せします。
CPU-Z
お次はCPU-ZでCPU性能を見ます。
近いものはないかと検索した結果なんと第7世代CPUとほぼ変わりませんでした。さっきのcinebenchとは異なる結果が出てしまったのですが、ベンチマークソフトが違えば当然結果も違うので何が正しいというのは言えません。
ですが、いろんなベンチマークソフトを試して自分で判断するには必要なことなので、今後レビューをしようとするパソコンにはすべて同じようなベンチマークをしたいと思っています。
3DMark
最後はグラフィックスのテストです。
当たり前ですが、グラフィックカードを搭載していないので、スコアが低い結果になりました。基本ビジネス向けなのでゲームをするためのパソコンではありません。ゲームをしたいという人は残念ながら他を検討したほうがいいです。
ゲームベンチマーク
ここからはゲーム系のベンチマークを計測していきます。すべて同条件にするために解像度をフルHD(1920×1080)にしています。
バイオハザード6
結構昔のゲームは設定次第で快適に動くとは思いますが、今のゲームで解像度を下げるとジャギジャギすぎて何がなんだかわからないので基本やめたほうがいいです。
ドラゴンズドグマオンライン
低設定
標準設定
最高設定
こちらのゲームは現在はサービス終了しているのですが、ベンチマークソフトは生きているので今回回させていただきました。やはり、昔(そういってもDirectX9時代)のものはそこそこ快適に動くみたいですね。
モンハンフロンティア
解像度の設定しかできませんでした
このゲームもサービス終了しているのですが、スコアの目安が出なかったのでこれがいいのか悪いのかの判断はできませんでした。
ドラゴンクエスト10
低設定
標準設定
最高設定
ドラゴンクエスト10は比較的軽いゲームなので、ビジネスパソコンでも十分やっていけそうですね。この数値ならマインクラフトも影MDOを入れなければ普通に動くと思います。
FF14
続いて比較的重い部類のゲームFF14を回してみます。
標準品質
高品質
最高品質
はい、全然ダメです。もうこのクラスのゲームになるとまともに動かくことができません。オフィスやファイルのやり取りだけならいいのですが、複雑な計算を要求するものに関しては無理です。あきらめて他を検討したほうがいいです。
FF15
最後にめちゃくちゃ重たいFF15をテストしてみます。
軽量品質
標準品質
高品質
ダメを通りこして無理でした。まぁFF15が私が今使っているパソコンでも無理なのでこの結果になるのは当然です。むしろこれで快適に動いたら驚きなので、まぁこの結果になったのは別に普通のことなのでこのパソコンが悪いわけではありません。
まとめ
デルアンバサダーは良い
期間限定とはいえ、XPSやAlienwareの体験ができるのは非常に良いです。自分自身も今年はパソコンレビューしたいなぁと思っており、その時にちょうどこのプログラムに当選したのでいい経験ができました。今後もこのプログラムに参加し、積極的にレビューしていきますのでよろしくお願いします。
ブログにレビューはつきもの
XPSはビジネスパソコンには最高
ベンチマークを見てわかるように事務処理能力にはものすごく長けているのですが、ゲームに関してはいまいちです。しかし、これだけの性能でこの軽さと薄さなのですから、持ち運びなんて楽々です。
ノマドなんて言葉もあるのですから外で作業するにも最適です。現在DELL公式ページにて販売中ですので、もしこのパソコンが気になるという人は下記のサイトからお願いします。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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