みなさんこんにちは
実は私今の仕事は製造業でして、今年の4月から現場職と総合職の兼任をやってました。正直言うと何もメリットはないですし、ただ揉めるだけで損しかないです。
もしこの記事を見ている人事もしくは管理職の方がいましたら、現場職と総合職を安易に兼任しないでください。私のような犠牲者を出さないためにもこの記事で解説していきます。
仕事が中途半端
両方満足に仕事が出来ない
まず問題なのが、まともに仕事ができなくなります。時間で区切られているので、時間になったら強制的に部署が変わるので、仕事が中途半端に終わります。私の場合は先に現場で仕事をして、あとから事務所で総合職の仕事をしています。
そんなことをしてると必然的に、14時か15時には事務所に向かわないといけないので、その時間の現場での仕事を全てすっぽかすことになります。すっぽかすということは仲間に全て押し付けてしまうということです。
しょうがないっちゃしょうがないかもしれませんが、中途半端にしてしまうのは非常に申し訳ないです。また、事務所は事務所で時間もかけられないので出来もあんまりなんてことが多いです。正直兼任になった2日後にはもう兼任やめたかったです。
そんなできる人間じゃねーんだよ
時間が足りない
朝9時から14時まで現場、それ以降は事務所となると、現場にさけれる時間は4時間、事務所も4時間程度しかできません。人の半分しか仕事が出来ないのに、両方から案件をかかえると終わらないなんて日が多いです。
普通に考えて、ほかの人は1日8時間使えますが、私は半分しか使えませんからね。もうメール一つうつのに即返信レベルじゃないととてもじゃないが、間に合いません。まだ私はタイピングが早いほうなので助かっていますが、タイピングがあまり早くない人はかなりきついです。
目まぐるしい毎日を送ることに
それなのに要求は他の人と変わらない
そして困ったことは兼任で時間も半分しかないのに、要求してくることはほかの人と何も変わりません。つまり、自分だけ業務量が2倍に増えるわけです。作業時間が半分でこなす量が2倍です。できますか?めっちゃきついんです。
兼任だからといって上司は何も配慮はしてくれません。まぁまだ事務所のほうの上司は配慮してくれたのですが、現場のほうの上司は何も配慮してくれません。いつもと同じ量を要求してきます。
なのでレスポンスやアウトプットをできる限り早くしました。この辺はブログをやってた成果が地味で出てきて、ブログやってよかったなと実感しています。
できねぇ!
時間が被る
予定連絡しても平気で被せてくる
兼任である以上、現場の上司には毎週毎週事務所の予定を送信しています。残業が確定している日には残業時間も記載しています。なのに平気で会議や作業を入れてきます。しかも、無理やり作業優先と予定を消されてしまいます。
予定を送信しているのになぜ時刻調整をしないのでしょうか。そりゃもちろん私だけのために時間調整をするのは違うとは思いますが、何のために予定連絡をしているのでしょうか。現場の上司からの指示とはいえ、理由もなく平気で入れてくるのには少し殺意がわきます。
もう愚痴になっていますが、予定連絡をメールして、それから現場のホワイトボードにも書かないといけないのは正直やめてほしいです。DXがうたわれているのにいつまでたってもDX化が進まないのもわかるような気がします。
データも紙も変わらん
会議が出れないので進捗がわからない
当然時間が被るので会議もどちらか一方しか出れません。まぁ私は事務所のほうの会議を優先しているので現場の会議にはかぶってしまうとほとんど出れない状況になります。
なので現場の会議のほうは後で進捗を聞かないとわからないのです。ですが、現場のほうは伝えるという文化がないのかわかりませんが、議事録もなく自力でなんとかしないといけないので、かなり困ってます。
あとはこれは会議には関係ないのですが、会議の中で安全に関する会議があるのですが、その報告書をいまだに紙ノートにまとめさせるのはマジでやめてほしいです。現場にも共用のパソコンがあるのでエクセルで編集すればペーパーレスで無駄な消費が出てこないのですが
紙にこだわる理由はなんなんですかね。私は以前ペーパレスについて解説している記事がありますので、この記事と併用してご覧いただけると幸いです。
身近に出来るペーパーレス
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上司同士の話がうまくいかない
時間が被る原因の一つとして上司同士で話合いを全然していないことです。少なくとも上司同士でやり取りをしていたなんてのは4月と納期時期以外は全く見ていません。いつ連絡しているのかわかりませんし、かぶってくるということは連絡はしていないと思います。
自分が間に入って連絡するというのもありなのですが、そもそも現場の上司に事務所の連絡を事前にしている以上自分に責任があるとは思わないです。事前に連絡しているのですから調整してほしかったです。
調整は難しいけどもう少し配慮してほしかった
意見がかみ合わない
上司が二人いる
兼任ですから当然ですが上司が二人います。二人いるということは指示がふたつ同時に出てくることです。そして二つも指示が出れば必ず矛盾した指示もでてきます。
どちらか一方を聞けばどちらかの指示を無視することになり、片方の評価が下がってしまう可能性があります。まぁ今のところそんなことはないのですが、もしぶち当たってしまったらうまく立ち回れる自信はありません。
上司二人いることはほんとに損でしかありません。しかも、先ほどの予定連絡を入れたとしても上司同士で話合わない一方的に決めてしまうので両者の歩み寄りもないのです。そんな体系でうまくいくとは思いません。
二人もいたらめんどいです
どっちにもいい顔をしなければならない
さらに困ることはどちらにもいい顔をしなければなりません。一度あったのですが、現場でトラブルが起こって総合職の立場で現場に向かい、対応していたら現場の上司は出てこないで現場の人間に任せっぱなし、帰ってきたと思えば早く直せと圧力をかけ、定時になったら早々に帰っていきました。
さすがの総合職の上司もこれにはキレてしまい、後日現場の人間からの依頼では絶対に受けないと決め込みました。しかし、その話を聞いたあとに現場で仕事をしていたら、現場は現場で俺たちは何も悪くない、早く直さないやつが悪いと事務所の人間を責めていました。
事情を説明しようにも揉めるのは評価につながるので避けなければならず、結果的に両方の部署にいい顔をしなければなりませんでした。まじで兼任はストレスがたまるだけで何も得をしません。ただ自分だけが苦しい思いをしなければならないという地獄の日々を送らなければなりません。
いい顔したって誰も寄ってこない
自分しか損しない
評価は他の人と同じ
時間は半分ずつ割けられえて、なおかつ仕事量は2倍です。なのに評価は他の人と何も変わりません。まぁうちはそこそこ大企業ゆえに年功序列であり、上の連中が評価高いのを必ず防いできます。これはもうどこの会社でも似たようなものなので何もできません。
面談もありますが、形だけでとりあえずやってるだけのものです。確かに課題があればそれを実現するためにやっていくのですが、現場での課題面談なんてのはほぼ全ての人が同じ課題になります。一部違いはありますが、それはほんの少しです。
自分の場合、今年は半分は総合職としての課題にはなりましたが、大半は現場での課題です。なぜ他の人より仕事量多いのに評価は同じに考えるのでしょうか。上の人たちは頑張りを一切認めたくはないのでしょうか。それでは一生部下から評価は上がりませんよ。
給料も増えない
給料も同じです。まぁこれは就業規則にのっとってやっているのでどうしようもありません。結びつくとすれば、評価を上げて賞与で差がつくぐらいです。でも賞与も同じです。なぜなら評価が他人と変わらないからです。
多く仕事をこなしているのに評価は変わらず賞与もそのまま、何か損しかしていません。まぁこの兼任を断れば道は閉ざされてしまうので受け取るしかなかったのですが、それにしてももう少し評価してほしかったです。
納得いかねぇ!
役職は1年以上損をする
私の勤めている会社がそうなのですが、現場と事務所では役職が違います。現場は現場、事務所は事務所で入社した瞬間からクラスが決まっていて、途中で変えることもできるが、よっぽどのことでないと変わらないのです。
今回の兼任は現場から事務所に貸し出しているという形だったので、役職も現場職のままです。まじで損をします。実はこの10月から総合職専任になることが決定したので非常に助かったのですが、今年1年は現場職のままです。
1年は無駄にしているので昇進にも遅れが発生してしまいます。上の人たちは部下の昇進なんてどうでもいいんですかね。自分のことが良ければそれでいいんですかね。会社を存続させるためには教育や昇進、世代交代が必ず必要になってきます。それを放棄してしまうのは正直どうかと思ってしまいます。
しがみついても会社のためにならない
ただ忙しくなるだけ
最後に何度も言いますが、ただ自分が忙しくなるだけです。うちの会社はまだ有給が取りやすい会社なので休もうと思えばすぐに休めるのですが、その休みも両方の都合を考えなくてはなりません。正直かなりめんどくさいです。
そして今まで午後は休みといったような半休が取りやすかったのですが、1日に両方仕事があると半休も取れなくなってしまいます。休みをとるなら両方の都合を考えて丸1日単位で取る。そういうやり方でしか休みを取ることが出来ません。
時間は短くなる、仕事は増える、評価は変わらない、給料も増えない、休みも取りにくい、同じ部門の兼任ならまだやりやすかったのかもしれませんが、今回は部門も違えば、役職も違うというあまりにもやりにくい環境でした。今後このような犠牲者が出ないように祈ります。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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